私たちについて

協会概要

会社名
一般社団法人AIロボット協会 / AI Robot Association (AIRoA)
目的
ロボットとAIの融合により、ロボット開発の技術を革新する。それにより、社会におけるロボットの活用を推進する。
事業
AIロボットの開発促進のための取り組み
1. 基盤モデル開発に必要なデータの収集・保管・管理・公開
2. 基盤モデル・個別モデルの開発・運用・公開
3. 開発コミュニティの運営

AIロボットの社会普及のための取り組み
1. AIロボットによる効率化効果の計測・公開
2. AIロボットの安全性評価の検討・公開

その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

アクセス

Tokyo R&D Lab (TRD)

〒143-0006 東京都⼤⽥区平和島6-1-1 東京流通センターA棟 AW4-5,4-6
東京モノレール「流通センター駅」徒歩5分
JR大森駅・京急平和島駅からバス「流通センター前」下車徒歩8分
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Registered Office(法人登記住所)

〒113-0033 東京都文京区本郷 5-24-5 ナガセ本郷ビル
都営大江戸線・東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」徒歩3分
都営三田線「春日」徒歩9分
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理事

    理事長

    尾形 哲也

    早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科教授
    産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特定フェロー
    国立情報学研究所 大規模言語モデル研究開発センター 客員教授

    理事

    松尾 豊

    東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻教授
    日本ディープラーニング協会理事長
    内閣府「AI戦略会議」座長
    新しい資本主義実現会議有識者構成員

    理事

    谷口 忠大

    京都大学 大学院情報学研究科教授
    立命館大学 総合科学技術研究機構 客員研究教員(教授)

    理事

    牛久 祥孝

    株式会社NexaScience 代表取締役/オムロン サイニックエックス株式会社 リサーチバイスプレジデント

    理事

    佐野 元紀

    テレイグジスタンス株式会社 共同創業者 CTO

    理事

    尾藤 浩司

    トヨタ自動車 未来創生センター Rフロンティア部 アドバンスドロボティクス研究領域 リサーチリーダ

    理事

    乃木 愛里子

    株式会社 松尾研究所

    理事

    岡田 陽介

    株式会社ABEJA 代表取締役CEO

    特別顧問

    藤井 輝夫

    東京大学総長

    監事

    馬場 正威

    EDiX Professional Group 江戸川公認会計士事務所 パートナー

    事務局長

    岡田 隆太朗

    CTO

    松嶋 達也

    東京大学大学院工学系研究科 特任助教

理事長挨拶

このたび、私たちは「一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)」を設立しました。AIRoAは、AIとロボットの融合を通じてロボット開発技術を革新し、より多くの場面でロボットが活躍する社会の実現を目指す非営利の団体です。設立にあたり、活動の背景や目的、そして私たちが描く未来について皆さまにご説明いたします。

近年、AI技術は大規模言語モデル(LLM)や視覚言語モデル(VLM)といった基盤モデルを中心に大きな進化を遂げています。これらのモデルは、膨大なデータセットと計算資源を基に学習され、大きな資本力を持つ企業が中心となって開発が進められています。その結果、モデルの性能向上に必要なユーザーフィードバックが一部企業に集中し、新規参入や多様なプレイヤーの台頭が困難になっています。

2023年以降、この基盤モデルの開発潮流はロボティクス領域にも波及しています。ロボットの動作データを大規模に収集し、学習を通じて柔軟な制御を実現する「ロボット基盤モデル」の研究が活発化しており、特に日常生活タスクへの適用が進められています。一方で、こうした動きも主に大きな資本力を持つ企業や研究機関がリードする傾向にあり、データ収集やモデル開発において規模や技術力の差が顕著になりつつあります。

とくに日本は、これまで、産業用ロボットの分野で高い技術力を誇り、世界的に重要なプレゼンスを持つ国でした。しかし、AIを活用した汎用ロボットの開発においては、十分なデータセットの不足や、企業間でのデータ共有の遅れが課題となっています。ロボティクス分野での競争力を高めるためには、国内外の研究者や企業が利用可能な形で汎用性の高いロボット動作データセットを構築し、それを活用した基盤モデルを開発することが不可欠です。

AIRoAは、この課題に正面から取り組むため、次のような目標を掲げています。

第一に、短期間で汎用性の高いデータセットを構築し、それを基にロボット基盤モデルを開発します。第二に、開発したデータセットやモデルを国内外に公開することで、多様なプレイヤーからデータが集まりやすい仕組み「ロボットデータエコシステム」を構築します。このエコシステムが稼働すれば、データの蓄積とモデルの性能向上が加速度的に進み、より高度な汎用ロボットの実現につながります。さらに、中長期的には医療や建設など日本の社会課題解決に資するロボット導入が進むことを期待しています。

この取り組みを実現するため、AIRoAは公益性の高いプラットフォームとして運営していきます。データの収集・共有・公開において透明性と公共性を担保し、世界中の研究者や企業が安心して参加できる環境を提供します。また、短期間でデータセットとモデルを開発するために、これまでの研究成果を基盤として、効率的かつ迅速にプロジェクトを進めていきます。

AIRoAの活動は、単なる技術開発にとどまらず、社会課題の解決に貢献する取り組みでもあります。殊更、少子高齢化が進む日本において、汎用ロボットの普及は、労働力不足や医療の効率化といった重要な課題に対するソリューションとなる可能性を秘めています。私たちはこの取り組みを通じて、AIとロボティクスの力を最大限に活用し、持続可能で豊かな社会の実現を目指します。未来を切り拓くこの挑戦に、皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。


一般社団法人AIロボット協会
理事長 尾形哲也